不要パソコンの回収


使用済パソコンの回収リサイクルにご協力ください。

期間限定で、回収とデータ消去の手数料の無料キャンペーンを行っています。(送料のみご負担いただきます。)

詳しくは、下記サイトをごらんください。

ご協力いただきたい理由

理由1 障がい者の収入アップのために

(宮城県産業廃棄物再生資源等有効活用推進事業<平成28年度>に採択)

再利用できないパソコンの分解分別作業を、知的障がい者の就業支援施設にお願いしています。これは彼らの粘り強い適性に合った仕事で、資源処理の専門工場に売却することで、資源化と彼らの収入の向上につながります。


理由2 地球資源のムダ使いを防ぐために

パソコンには、希少なレアメタル(金、銀、銅、パラジウム等)などの金属・プラスチック資源が多く使用されており、「都市鉱山」とも呼ばれています。弊社が取り組んでいる障がい者による資源リサイクルにより、CO2排出の大幅な削減(パソコン1台で杉の大木10本分/年)につながります。資源のムダな廃棄を防ぎ、子孫に持続可能な地球環境を引き継ぎましょう。


理由3 NPO法人や災害に遭った事業所に無償提供

地域貢献の一環として、地域でご活躍のNPO法人を対象に、再生パソコンの寄贈を行っています。また、自然災害などに遭われました事業所等に、何か少しでも力になれないかと考え、再生パソコンを無償提供させていただいています。


【コラム】パソコン1台製造に資源1.8トン

少し古いデータになりますが、パソコンの製造に資源がどれくらいかかるか、国連大学が2006年に発表した調査があります。

デスクトップパソコン1台の製造には、240kgの化石燃料と1500kgの水、22kgの化学物質が必要であることが明らかになっています。合計で1.8トンということは、大型乗用車1台にも匹敵します。

その調査以降、コンピュータはさらに小型化し、高速化していますが、ノートパソコンについてのデータや最近のデータを見つけることができないでいます。

しかし、小型化、高速化が問題をさらに悪化させているという指摘があります。

コンピュータを構成する部品が高度になるにつれて、製造に使われる素材にも純度の高い物が要求され、その結果、さらに大量のエネルギーと資源が使われることになる、という趣旨です。

例えば、上記調査のリーダーを務めたエリック・ウィリアムズさんは、「2グラムのメモリ・チップを製造するために、1.3キログラムの化石燃料と原材料が必要になる」と語っています。

あるくではこれまで約1万台の再生パソコンを提供してきましたが、相当の資源消費を防いできたことになります。